留年しても医学科に行けなかった人のブログ

北海道大学の総合理系から医学科、獣医学部に目指す人の参考になれるような記事を書きます。

基本的な移行点の稼ぎ方と戦い方

こんにちは

「く」です。

 

更新が遅れてしまい申し訳ありません。

学校が始まり、なかなか時間を割くことができませんでした。

 

今回は「基本的な移行点の稼ぎ方と戦い方」というタイトル通り、どの科目を優先的に勉強していけばいいのか、前期、後期の勉強の仕方などについて説明していきたいと思います。

 

重要なのは理科と二外

基本的には理科の3科目と第二外国語を中心にお勉強をしていかないといけないと思います。

前回や、その前の記事に説明しましが、これらの科目は大体が効かない科目なのでA以下を絶対に取らないようにしましょう。

 

理科は高校の延長線のようなTHE入門のような感じなので、指定された教科書を暗記すれば問題ないかと思います。

私は高校で生物選択ということもあって化学Ⅰの量子化学分野にかなりてこずりましたが、図書館で借りた参考書にめちゃくちゃ助けてもらい何とかA+をもぎ取ることができた思い出が一番強いです。

別の機会に図書館で借りることのできる参考書を紹介したいと思います。

 

第二外国語の勉強については別の記事の解説を見てみてください。

igakukafromsouri.hatenablog.com

 

とはいっても、厳しいものもある。

全てA+をとる。というのが理想ですし、これを目指すのは当然だと思います。

ただ、現実的に考えると、バランスに注意してほしいです。

 

例えば、高校で生物を選択していたから物理だけ勉強しまくって欲しくはないということです。物理の勉強をめちゃくちゃ頑張って

生物 A− 物理 A

という成績をとるのと、

生物 A+ 物理 A−

の方が平均では後者の方が高いですし、成績は相対的に決まるものがほとんどなので、既修の生物で確実にA+をキープし、未修の物理は周りよりも少し高いA−を頑張って取る。という方が効率的に時間を使えると思います。

A−からAをとるための勉強よりも、B+からA−をとるための勉強の方が楽な気がします

(完全に個人の感想ですが、、、)

 

理科の科目は平均され移行点に反映されるのでバランスよく成績を稼ぐように気を付けてほしいです。

 

自分で選んだ科目は絶対に取り逃してはいけない

理科や、第二外国語はあらかじめ教員が決まっているため

いわゆる運ゲー、教授ガチャになってしまいます。

そこでの不安感を拭い去るためにも、自分で選択することのできる科目

主題別科目、英語演習、フレセミ

は絶対にA+を確保しましょう。

これらの科目は前期失敗したとしても、後期で取り返しが効く科目ではありますが、

コマ数にも制限があるので、それを担保にしないでA+を一発でもぎ取ってください。

 

主題別科目はその評価方法が授業ごとにかなり変わります。

例えば、

定期的なレポート3つの内容で成績評価する授業や、

それと対照的に期末試験一本勝負のも、

毎回の小レポートに加え中間試験と期末試験を総じて成績評価をするもの

など、自分の得意なものを存分に発揮できそうな授業を選択しましょう!

 

また、コロナの影響でどうなるかはわからないので不確かでありますが、

初回授業は一応、体験授業のような感じで取り決められており、初回の出席は原則成績評価に影響しないものとなっていますが、

授業によっては初回から小レポートの提出があったりとするので、シラバスで調べてから授業に参加するようにしましょう。

 

主題別授業の選択方法については別の記事でまとめます。(なるはやで!)

 

時間割を組む時のコツ!!

こんにちは

「く」です。

今回は前回の記事の続きで

「移行点算出科目」と「卒業要件」の二つの条件を満たすように

時間割を組むコツを解説していきます。

具体的に私の過去の時間割をもとにしています。

 

何か質問等ありましたらTwitterのDMでお受けいたします。

く (@umr_nichijou) | Twitter

 

時間割を考えるときのコツ

それでは、時間割を決める際に注意するポイントや決める基準となるものを紹介します。

 

共通する科目から決めていく

まずは移行点と卒業要件に共通している科目を決めていきましょう。

前回の記事の続きなのでまだの方はチェックしてみてください。

igakukafromsouri.hatenablog.com

 

フレッシュマンセミナー (通称フレセミ

フレセミ2単位は確実に必要になっています。

フレセミは抽選がかかってしまう科目なので、前期に取りきってしまうことをおススメします。

また、フレセミは抽選はあるものの、自由に選択できる科目であるので過去の成績分布から「A+がどのくらいの割合を占めているのか」、「A+は獲りやすいのかどうか」、「成績に関しては試験があるのか、レポートなのか」など事前に入念に調べてください。

調べ方は別の記事にまとめたいと思います。

 

英語ⅠⅡ

英語ⅠⅡは移行点に入れなくてもいいですが、卒業要件に含まれているのと、前期にしか履修できない(普通は)ので取らざるを得ません。

 

第二外国語

第二外国語も同じように卒業要件にあるので、移行点に入れなくてもいいですが、英語と同じように履修しないと留年の危機に瀕することになります。

 

外国語関連の定番の履修

また、外国語関連の移行転に算出させる科目は以下のようにするのが定番な気がします。

 

例)ドイツ語履修者

ドイツ語ⅠⅡの4単位 英語ⅢⅣ の優秀認定 英語演習2単位の合計8単位

 

英語ⅠⅡとドイツ語のような第二外国語はあらかじめ先生が決められていますが、英語よりはドイツ語の方がまあわりの人とのスタート地点が一緒なのでドイツ語の方が成績は取りやすいと思います。

英語がずば抜けて得意な方は

 

例)英語がずば抜けて得意なドイツ語履修者

英語ⅠⅡと英語ⅢⅣの優秀認定で4単位 ドイツ語ⅠⅡのどちらか良い方の2単位 英語演習2単位の合計8単位

 

のようにすればいいと思います。

 

外国語演習

次に外国語演習です。

移行点算出科目では外国語演習だったらなんでもいいから2単位

ですが、

卒業要件では「英語演習」から2単位以上と定められているので、

英語演習から2単位取ることを勧めます。

英語演習も抽選がある科目ですので、フレセミと同じように前期履修とともに事前に念入りに調べることを勧めます。

また、英語演習は優秀認定が認められている科目ですので、TOEICの点数でサクッとAを確保するのも得策でしょう。

 

統計学

統計学はクラスによって前期、後期のどちらでうけるのか定められているので気を付けてください。

過去に統計学を取り忘れ、卒業要件を1年生の間に満たすことができなく留年せざるを得ないという医学生を数人耳にしたことがあります。

 

基礎科目

最後に基礎科目です。

基礎科目は物理学、化学、生物学の前期、後期の全てが移行点と卒業に必要になります。

また、別の記事で詳しくまとめたいと思いますが、この12単位と自然科学実験の2単位は取り返しが効かない科目ですので、一つでもBなどという成績を取ってしまうと

医学科

獣医学部

の移行は絶望的となります。

ですので、優先順位はMAXです。

本当に気を付けてください。

 

 これらを踏まえると..?

以上のことを考えると前期の履修科目は次のように考えられます(後半クラスの場合)

 

フレセミ 2単位

第二外国語 2単位

英語ⅠⅡ 計2単位

英語演習 2単位

理科3種 計6単位

情報学Ⅰ 2単位

統計学 2単位

 

計18単位

となります。

半クラスの場合だと前期に統計学を履修し、後期に自然科学実験を履修することになります。

 

前期履修することのできる単位は25単位であるので

18を差し引いて

7単位分を他の科目に充てることができます。

ほとんどが1コマ2単位の授業であるため

3コマ分の授業を選択し履修することができます。

 

残り3コマはどうするの?

選択肢としての後方は

 

・総合科目

・主題別科目

・数学

・地球惑星科学

が挙げられます。

 

総合科目は移行点に関係ない科目ですので単位さえ取れればどんな成績でも構いません。

 

主題別科目は前期、後期合わせて3コマ分を履修しなければならないため、それを満たすように考えなければなりません。

 

主題別科目はかなり選択肢が広い科目ですので、A+が取りやすい科目など入念に調べることができる科目です。ただ、人気の科目は抽選がかかってしまうことや、理科や英語と被っていたりしてなかなか好きな科目をとれなかったりするので、その部分も忘れずに授業を組みましょう。

  

移行点に算出できる基礎科目は必須理科+実験の14単位に加えて6単位、つまり3コマ分です。

そのため、数学と地球惑星科学の全6コマから最も良い成績のものを3コマ分移行点に入れることができます。

数学は工学部をすこしでも考えている人は確実にとりましょう。数学を履修しなければ2年次に困ってしまう学科も存在します。

しかし、これらは代替可能な科目であるので前期の成績が発表された後にまた考えればいいのですが、特に数学は後期より前期の方が易しいので前期に履修しておくことを勧めます。

 

実際の私の時間割

私の履修した科目はこんな感じです。

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2018年度 前期受講

・フレセミ 感染症と社会

・主題別科目

 科学と技術の世界 初めての生命科学

・外国語科目

 英語Ⅰ

 英語Ⅱ

 ドイツ語Ⅰ

・外国語演習

 英語演習 中級:TOEIC問題集を学ぶ

・共通科目

 情報学Ⅰ

 統計学

・基礎科目

 線形代数学Ⅰ

 微分積分学

 物理学Ⅰ

 化学Ⅰ

 生物学Ⅰ

 

の全24単位です。

 

選択できる3コマ分は

主題別科目 1コマ

数学 2コマ

を選択しました。

 

ワンポイントアドバイスとしては、火曜日に午前休を設けることで

昼まで寝ていたり、勉強する時間をつくったりと、有意義に使うことができました。

 

まとめ

時間割を考える際はスムーズに移行、進級できるように定められている条件を見落とさないようにしましょう。

また、実際に自分が自由に選べる科目は

・フレセミ

・総合科目

・主題別科目

・英語演習

しかないので、これらは履修前によく調べてから選択しましょう!

 

次回

次回は履修する科目を選ぶ際や、選んだあとどれを優先的に勉強していけばいいのか、など

基本的な移行点の稼ぎ方と戦い方

についてまとめていきたいと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

移行点算出科目と卒業要件の違い

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こんにちは

「く」です。

今回は履修科目を聞ける際に考慮する必要がある

「移行点算出科目」と「卒業要件」の違いを解説していきます。

 

毎年これらの規定は多少なりに変化するのでご了承ください。

 

 

何が違うの?

 

大雑把に説明すると移行点算出科目は

「移行点」を計算するために必要な科目であり、

卒業要件は卒業するために「1年生は取ってね」という科目のことです。

 

これらに取り決められている科目には共通部分もありますが、異なっている部分もあるので高い移行点をスムーズにはじき出すためにはこの2つの取り決めを理解しておく必要があります。

 

移行点算出科目

 

移行点算出科目は学部学科によって異なります。

医学科は中でも特別扱いされているので気を付けてください。

医学科移行は38単位と決まっています(30、31年度)

その内訳は

 

一般教育演習(フレッシュマンセミナー) 通称フレセミ

 から2単位

主題別科目

 思索と言語

 歴史の視座

 芸術と文学

 科学・技術の世界

 から4単位

外国語科目 外国語演習

から「外国語科目」6単位を含め8単位

共通科目

 体育学A B

 情報学ⅠⅡ

 統計学

 から4単位

基礎科科目

 数学

 微分積分学ⅠⅡ 線形代数学ⅠⅡ

 理科

 物理学ⅠⅡ 化学ⅠⅡ 生物学ⅠⅡ 地球惑星科学ⅠⅡ

 自然科学実験

 から物理学ⅠⅡ 化学ⅠⅡ 生物学ⅠⅡ 自然科学実験 全14単位を含め20単位

 

です。

 

卒業要件

次に卒業要件です。

卒業要件に定められている科目は全学教養科目、つまり一般教養の科目で1年生が通うことになる教養棟で受ける科目のことを指します。

 

1年間ですべて履修しなくても構わないことになっていますが、医学部、獣医学部、薬学部、歯学部に移行を希望する学生は1年間ですべての履修を終わらすように強く推奨されています。

 

また、上記の学部以外を希望する学生も次年度も教養棟に通わなくてはいけなくなるため面倒であるのと、1年生と授業を受けることになり多少辱めを受けることになるので、全て履修することをお勧めします。

 

以下は医学部医学科の卒業要件科目です。

 

フレセミ

 から2単位

総合科目

 環境と人間

 健康と社会

 人間と文化

 特別講義

 から2単位

主題別科目

 5科目から3科目以上を含め6単位

外国語

 英語Ⅰ~Ⅳ 

 全4単位

 第二外国語科目 

 から4単位

外国語演習

 英語演習から2単位

共通科目

 情報学Ⅰ 統計学を含めた4単位

基礎科目

 物理ⅠⅡ 化学ⅠⅡ 生物ⅠⅡ 自然科学実験 全14単位を含めた16単位

です。

 

獣医学部希望の人は注意!

注意が必要なのは獣医学部を希望している学生です。

獣医学部の移行の際に必要な科目、移行点算出科目には

統計学

生物学Ⅱ

は必要ないですが、

卒業要件には必要になってくるので注意が必要です。

また、

外国語演習も「英語演習」を必ず履修する必要があります。

(この記事は主に医学科と獣医学部に移行する学生のことを考慮しているので、他の学部希望の方は各自で調べていただくようお願いします。)

 

移行点算出科目と卒業要件の違い

文字だけでを並べても「なんのことやら??」と思いますのでこれらのおおまかな条件の違いと共通点をまとめます

 

違い

・総合科目の有無

・主題別科目の数

・基礎科目の数

・外国語演習の縛り

共通点

・フレセミの必要性

統計学の必要性

・物理学ⅠⅡ 化学ⅠⅡ 生物ⅠⅡ 自然科学実験の全てが必要

 ・外国語はあらかた必要

 

といった感じです。

 

ここから時間割を決めよう

移行点算出科目と卒業要件の違いと共通点がわかったので

これをもとに時間割を組んでいきます。

時間割の組み方は成績に大きく影響するのでしっかり考えきって組むことを

強く勧めます。

 次回

残念ながら続きを書くと長くなってしまうので、今回はここで締めようかと思います。

次回は今書いたように実際に時間割の組み方を紹介したいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

第二外国語 おすすめの勉強法!

こんにちは、

「く」です。

更新が遅れて申し訳ございません。

 

さて

こんかいは、前回の記事に書ききれなかった、

第二外国語の勉強法や、実際に取り組んだ内容について書いていきたいと思います。

 

これをやれば間違いなし! 中国語の勉強法

教科書を購入したらすぐに付属CDの開封

 中国語の教科書は中国語の授業のために北海道大学が出版しているものを使うことになります。

中国語は後期にCALLの授業があり、その出席を記録するスタンプ用紙のようなものが末尾についているので、先輩などから譲り受けることができず、素直に自分用の中国語の教科書を購入することを勧めます。

 

中国語の教科書の末尾にはCDも付属しています。

このCDがめちゃくちゃ使えるので、絶対に教科書を買ったらすぐに開封をしましょう!!

 

開封後はクラウドに保存!

取り出したCDは適当なクラウドに保存しましょう。

私はワンドライブのなかにCDの音源をぶち込みました

 

クラウドに入れると、学内のパソコンや自分のパソコン、スマホで再生できるのでどこにいても音源を使って学習することができます、

 

特に、

パソコンで再生すると、スペースキーを押すだけで一時停止と再生を操作できるので次に紹介するディクテーションがめちゃくちゃ楽にできるのでこの方法を強くお勧めします!

 

確実に力がつくディクテーションの魅力

 

語学学習をしたことがある人ならすでに知っているかもしれませんが、

ディクテーションを簡単に説明すると、リスニング音源を聞き取り、読み上げられたものを正確にすべて書き取っていくという勉強方法のことです。

 

このディクテーションは確かに時間がかかりますが、その分めちゃくちゃ力つきます!

 

実際に私は前期の成績が芳しくなく、後期からこのディクテーションを取り組むようにしたところ、小テストはもちろん統一試験でも満点近く取ることができました!

(統一試験は開示されないので手応え的にですが、、)

 

ディクテーションのやり方

中国語のCDには教科書の本文の音源が収録されています。

この本文をまずはディクテーションしましょう。

 

流れとしては、

まず本文を聞きます

それを簡体字で書き取るとともに、ピンインもちゃんと書きましょう

あとはこれをひたすら繰り返すのみです

本文訳を書くのもいいと思いますが、日本語訳にするのは簡単なので特に時間を割かなくても大丈夫な気がします。

 

このディクテーションで統一試験の対策はほとんど完了します。

前回の記事で中国語の統一試験について書いているので気になる方はチェックしてみてください。

igakukafromsouri.hatenablog.com

 統一試験で必要な能力は

リスニング能力

文法の知識

単語の意味、読み方

です。

 

リスニング能力はディクテーションで音源を何回も聞くと思うので嫌でも身につくと思います。

また、統一試験のリスニングの音源は教科書に準拠しているため、ディクテーションを何回もしていると試験本番はめちゃくちゃ簡単に感じると思います。

 

文法の知識は、中国語の文法は比較的易しいのでディクテーションで本文を何回も書いていくうちに文構造がわかってくるため、こちらも自然に身についていくと思います。

 

単語は少し厄介です。試験では教科書に出てくる漢字のみ出題すると公式に発表しているため教科書のみを行えばいいのですが、それでも量が多いので苦労するかと思います。

また、統一試験ではピンインを頼りに単語を識別するものや、読み上げられた漢字を書き取る問題も出題されるので、やはり音とセットで単語を覚えることは必須です。

だからこそ、ディクテーションを通して本文中の単語はもちろん、音源が収録されている単語は音とセットで覚えるようにしましょう!!

 

勉強時間と第二外国語の重要度

勉強時間は週に3時間はかけたいところ、

勉強時間は人それぞれだと思いますし、とにかくA+がとれればなんでもいいと思います。

ただ、第二外国語は移行点算出にほぼ確実に関わるのでA+をとるかどうかが医学科移行に大きく影響します。

そのため、数学や主題別科目などよりも優先度を高く位置づけて学習することが基本です。

 

第二外国語は週に2コマあるので、その予習、復習、小テスト対策を考えて週に授業外で3時間以上は確保したいところかなと思います。この3時間というのはあくまでも私個人の目安であり、先に紹介したディクテーションを1課行うのに1.5時間かかったためそれを週2回は確保したい感じです。

(ちなみに私は中国語に週に約8時間ほどかけていました、、、。)

 

辞書は買うべきか...?

中国語は必要なし

第二外国語を履修すると担任の先生や購買で辞書の購入を進めてくると思います。

たしかに、語学を学ぶ上で辞書を使って学習するのは大切だと思います。

ただ、どうせ1年しか履修しない科目に4、5千円もする辞書を購入するのは少し考えさせられると思います。

 

まずはっきり言うと、

中国語には辞書は不要です!

 

辞書を使わなくても中国語の教科書には新出単語がまとめられているとともに、授業で解説してくれるため辞書を用いて自分で学習する必要は成績をとることに関して言うと必要ないと思います。

 

また、調べるにしてもネットの辞書、グーグル翻訳に頼ればまず間違いないと思います。

 

ドイツ語はあると便利かも、

ドイツ語の教科書は実に不親切で進出単語はまとめられておらず自分でチェックしていくしかありません。

また、練習問題のなかでもいきなり未修の単語と出会ったりするので辞書はあったほうがいいと思います。

 

私は授業を受けていた先生に紙辞書を強く勧められ、購入しましたが、

買うなら絶対電子辞書です!

 

紙辞書は重たいです。

これにつきます。

重たいと毎日持っていくのが嫌になるので、

今、当時に戻れるなら確実に電子辞書を買います。

授業の後半は友達の電子辞書を借りる始末でした、、、。

 

外国語演習は取るべきか?

最後に二外の外国語演習について語りたいと思います。

医学科移行を考えると必要ないです。

そんな余裕はないです。

 

移行点に入れることができる単位のことを考慮すると、外国語演習の中には

英語演習とそれ以外の外国語演習がありますが、

 

卒業要件というまた別の条件も考慮すると、

医学科と獣医は英語演習を取らないといけないので、

英語演習1つで移行点と卒業要件を満たさせるのが限界です。

 

履修できる授業には際限があるため、移行点算出基準と卒業要件の二つの観点から履修する授業を選択しなければなりません。

これについては別の記事で詳しく、私の時間割を参考に開設したいと思います。

 

とにかく、第二外国語演習は必要なし

というか、そこまで手を伸ばす余裕はないです。

 

まとめ

中国語の勉強法はディクテーションが全て!

時間がかかりますが、雨垂れ石をも穿つとも言うようにコツコツ頑張ったもの勝ちです。

ドイツ語も同じようにディクテーションをベースにやればいいのかなと思います。

ドイツ語はAしかとったことないので自信がないですが、リスニングの対策は重ねることをお勧めします。

辞書は必要なし

中国語に関しては辞書は不必要です。

ドイツ語は電子辞書を買うと便利です。

 

外国語演習は必要なし

 第二外国語演習は取ってる余裕がないです。

おとなしく、英語演習を履修しましょう。

 

次回

今回は第二外国語演習について前回の続きのようなことを書きました。

次回は移行点算出科目と卒業要件の違いとともに

私の履修していた時間割を紹介しながら履修しなきゃいけない科目について解説したいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

第二外国語の選択 成績をとるなら中国語!?

はじめに

こんにちは、

「く」です。

今回は北海道大学の総合理系から医学科移行の際に絶対に欠かせない第二外国語科目の選択について解説したいと思います。

 

まず、第二外国語科目のようにあらかじめ選択できる科目ではA+をとることは基本中の基本になります。

ただ、第二外国語はその選択肢の中にも難易度が変化するので、私が履修した「ドイツ語」と「中国語」について感想ベースに綴っていきます!

 

また、選択できるといっても第二外国語は入学前に候補を大学側に送るので、この記事をみて選択を考えていただけたら幸いです。

 

 

ドイツ語

最も履修者が多いのに対し、難易度はMAXレベル

 私は1年目にドイツ語を履修しました。

選んだ理由はなんとなくだった気がするのと、1番履修者が多いから第一希望で普通に通るからめんどくさくなくていいかなって感じだった気がします。

 成績は前期、後期ともAでした。このうちどちらかがA+だったら結果的に医学科に行けたと考えると少し残念です。

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クラス編成

ドイツ語は基礎クラスの近い、たしか30組から36組の理系の学生がドイツ語クラス01~05のように振り分けられます。そのため、基礎クラスと同じ学生は2~3人いるくらいだと思います。クラスの人数は約40人でA+をとるにはその中で一番を目指さなければ厳しいと思われます。

 

成績評価

成績の評価はこれも先生によって異なりますが、大抵は毎回の小テスト、中間テスト、期末テスト、統一試験だと思います。後期はCALLというものもあります。

 医学科移行を考えると、英語がずば抜けてできる(TOEIC860以上)場合を除くと前期、後期どちらともA+を狙わなければ結構厳しいです。(極論すべてA+を狙わなきゃいけないんですけどね、、、、。)

そのため、毎回の出席と小テスト、各テストの準備は周到にしなければなりません。

 

難易度

難易度は極めて高いと思います。(「中国語と比べると」としか言えないですが、)

ドイツ語の難易度が高いと思う点はいくつかあります。

 

ドイツ語の性質自体(?)

ほとんどの学生がドイツ語は初修であるためドイツ語の文法、語法を1から覚えないといけません。ご存じかもしれませんが、ドイツ語はその文法の特性上、用法によりかなり変化します。英語で言う三人称単数の[s]みたいなルールが頭おかしいほど出てきます。isとareをbe動詞として覚えればいい英語に対してドイツ語のbe動詞的存在は6つもあります!!

 

このように、ドイツ語には単語の暗記はもちろん、文法に関しての暗記がてんこ盛りとなっております。、

 

テストの難しさ

一番の差別点は統一試験の難易度の差です。

第二外国語の各科目は学期末に統一試験というものがあります。

これはクラスに関係なく、選択している科目で一緒のテストを受けることになります。

 

ドイツ語の統一試験の平均点は毎年70を軽く超えます。一見、簡単そうに思えますが、A+を獲るとなると話は変わってきます。A+は一応上位5%と取り決められているのでこの統一試験で満点近い点数を目指さなければいけません。90点じゃA+を取り切れないのです。

また、統一試験は全成績の40%を占めるので(確か)、いままで中間や期末テストなど各先生の試験で頑張ったとしても、この統一試験で失敗するとその頑張りが水泡に帰すことになってしまいます。

 

さらに後期はCALLのテストも実施され、これはクラスの先生によるらしいですが、教科書には全く出てこない単語を覚えなければならいため、かなりの負担が課せられます。

ド統一で猛威を振るうリスニングと独作

ドイツ語の統一試験で特に難しいと思うのはリスニングと、独作です。

リスニングは段違いで難しかった記憶があります。

統一試験には教科書よりはるかに簡単な文法問題、初見の文章の読解問題、リスニング問題、ドイツ語の作文があります。(2年前の記憶なので、そこは、ご了承を、、、)

その中でもリスニングの問題は教科書とは別音源の問題で、対策の使用がないというか、ドイツ語の耳を作らなければいけないとしか言いようがないです。

そして、初見のくせにめちゃくちゃ早くしゃべるし、まじでさっぱりわからなかった思い出があります。なんか誕生日のサプライズで女性が「ダンケシェーン」ってはしゃいでる問題だけは解けた感じです。全5問中、、、、

 

また、独作問題が必ず出ます。語数は40時ほどでこれは事前にテーマを予想立ててあらかじめ自分でひな形を作っておく必要があります。それでも本番のテーマは多少予想とは異なるので不安感は拭えません。

 

このように、A+を獲るために満点近い点数をたたき出さないといけないことを考えると、ドイツ語の統一試験の難易度はめちゃくちゃ高いと考えられます。

 

まとめ

このようにドイツ語はその文法の難しさと、統一試験の難易度を考えると

医学科移行のためにA+をとるにはMAXレベルで難しいと思います。

 

 中国語

発音に少々難ありだが、教科書暗記のみ

 わたしは2年目に中国語を履修しました。

選んだ理由は友達に中国語でA+を獲った人が比較的多かったからです。

成績は前期がA−、後期がA+というものでした。

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「前期何やってんだ!!」って感じですよね、、、。
敗因は発音の小テストで58/100を取ってしまったからだと思います。

またこの先生はA+を一人も出さない人でそういうところもあると思いますが、実力不足はやはり否めません。

が、

後期は勉強方法を少し変え、これが大成功したのでこれについても書いていこうと思います。

 

クラス編成

クラス編成はドイツ語とほぼ一緒です。

2年目は好きな曜日が選択できて、バイトの都合のいいものに決定しましたが、いま思えば、担当の先生のことを考えて選ぶこともできたと今になって思います。

成績評価

成績評価もドイツ語とほぼ同じです。中国語も後期にCALLがあります。

CALLはドイツ語と中国語のみある授業スタイルです。

ドイツ語は毎回の出席はいらないので楽ですが、中国語は出席してスタンプをもらわないといけないので辛いです。

ただ、内容は教科書と全く同じであることと、全部クリアすれば一律に満点を与えてくれることがドイツ語とは違います。

 

難易度

中国語の難易度は比較的簡単です。

これは2018年度総理トップで医学科に移行したKさんも口にしてました!

私も第二外国語で手堅くA+を獲るのなら中国語を選べと強く推します。

 

教科書のみ

中国語が易しいと思う点は教科書を丸暗記したら100点が取れる点につきます。

文法もドイツ語と比べるとかなり易しく、本当に例文を暗記するだけで身に付きます。

中国語の統一試験にもリスニング問題があります。全体の半分ほどを占めますが、その音源は教科書のものなので、教科書を暗記したら楽勝です。

また、登場する単語も「教科書のみ」と公言されているので安心して教科書を丸暗記してください。

A+を絶対取らなければいけない世界では教科書丸暗記で突破できる試験ほど安心できるものはありません。ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、これくらいは当然のようにする精神がなければ医学科に移行どころか、移行点4.1越えは無理です。

 

発音は難しい

大学に入って一番最初の中国語の授業は発音の授業です。私はこれが中国語の中で一番の鬼門だと思いました。中国語の発音には声調と子音ごとの発音があるのでこれを理解することがめたくそ難しく、初っ端の小テストで58点を取り絶望しました。しかも平均65くらいで涙目になりました。

 

そのため、youtubeで中国語の発音の動画をみたり、参考書を借りたりなど、発音に苦手意識があるなら全力でつぶすべきです。授業が少し進むと発音はピンインの暗記に代わるため楽になります。

 

まとめ

中国語は暗記だけで満点が取れる科目なので強くおすすめします。

ただ、初めの発音はすこし難しいので対策する必要はあり。

 

最後に

今回は長くなってしまったのでここで締めようと思います。本当は勉強法など紹介したかったのですが、、

次回は私が実際取り組んだ勉強法を説明したいです。

毎週どれくらい勉強すればいいのか?

第二外国語に慣れるため演習を取るべきか?

辞書は買うべきなのか?

を具体的に解説していきたいと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

総理から医学科への難易度!

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はじめまして。

ここでは「く」として記事を書かせてもらいます。

初めてブログというものを書くので体裁や文章など見づらいかもしれないですが、暖かい目で見ていただきたいです。

Twitterアカウントはこちらです。

https://twitter.com/kukukukuku888

質問等あれば喜んで対応いたします。

 

はじめに 

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タイトルの通り、私は留年して2年間総合理系で移行点レースに参加しましたが、先日3/6付で獣医学部に決まりました、、、、。

 

そこで、これを機に総合理系から医学科に移行するためには、どういったことをしなきゃいけないのか、自主留年とはなにか、など、希少すぎてあまり公になっていないことを、実体験をもとに書いていきたいと思います。

これからいばらの道を進む人たちにとって役に立てばと思っております。

 

難易度

総合理系から医学科へ進む難易度はとても高いです。

私が、北大に入学することが決まった時に見たネットの掲示板では東京大学に入学するよりも難しい。普通に医学科に合格するほうが無難。など書かれていた記憶がありますが、そもそもが違うと思います。

 

5枠という定員の少なさ

総合理系から医学科を目指すための一番のポイントは定員の少なさです。

約1100人いる総合理系の学生の中から医学科の定員である5枠に入ることはその難易度をグッと上げるものになっていると思います。

 

もう一つ大事なポイントが年度によって振れ幅が大きいということです。

この定員の少なさゆえに、各年ごとによってボーダーがかなり変化します。これについてはまた別の機会に詳しくのべたいです。

 

教授ガチャとも揶揄される運要素

北大では1年間どんな形であろうが高等教育推進機構(俗に教養棟といいます)で授業を受けなければいけません。そのクラスは50少しあるため、そのクラスごとの担当科目の先生はあらかじめ決められてしまいます。

そしてその成績はもちろん先生ごとに違うため、同じ単位にもかかわらず難易度に変化が生じてしまいます。このことについても後程詳しく記したいですが、私は物理学Ⅰという授業でB−をとってしまったため、医学部進学に大きく影響してしまいました、。

 

さらに前半クラス、後半クラスで授業のコマ数が変わるためここも、大きな運要素といえます。

情報学Ⅰ、自然科学実験、第二外国語という最も厄介な科目たちに直接影響してくるのでこのことについても別記事で詳しくまとめたいと思います。

 

総理ならではのメリット

たしかに、今言ったように総合理系から医学科に進むには難所が多々ありますが、一般受験と比べて易しいところも存在します。(これはあくまでも、私個人の感想なのでそこはご了承ください)

 

過去問と情報戦

大学の講義らしく北大にも過去問が存在します。そして、教授にもよりますが、毎年まったく同じ問題を出してくる教授もいます。全くですよ、全部の問題が一緒!!

すごくないですか?一般入試では絶対にありえないことです。

 

また、全く一緒じゃないにしても、出題形式が似ているので対策がしやすいのも大きな特徴です。

それでもイレギュラーな先生や、新任の先生もいるのですが、、、、、

 

定期テストというスパン

大学の授業も高校のように2学期制であるとともに、中間テストと期末テストが基本的にあります。成績の算出に授業の出席や毎回の小テストがあるなど、先生によりさまざまですが、理科(物理、化学、生物、地球惑星科学、数学)の先生はテストの点数だけの人が多い気がします。

 

つまり、テスト期間だけ、死ぬ気で勉強すれば高得点が狙えます。

これは実体験で確実だと思っています。

4月とかには予習、復習してまじめな人がちらほらいますが、年度末まで続けている人はまずいません。それよりもテストの1週間前から過去問と教科書の問題、解き方を頭に叩き込むことのほうが主流であり、私もずっとこの方法しかできませんでした。

 

このような点では、一年間ぶっ通しで戦わなければならない一般受験とは違うと思います。

 

 仲間とクラスメイト

北大の1年生は理系、文系に分かれるだけで、理系ではどの学部の人も一緒にされます。そのため医学科一般受験で入った人や、もう大学でゴリゴリ物理やるんだ!!など多種多様な人と巡り合えます。

そのため、彼らと協力することがとても大事です。

例えば、クラスごとに数学の微分の授業を受けるため、わからない問題があった場合に彼ら、数学が得意な人に徹底的に教えてもらえることができます。

彼らは基本進級できればいいと考えていることがほとんどなので、彼らが苦手なことを少しでも助けてあげれば良好な関係が容易に築くことができます。

 

最後に

 今回はこんなところで一回締めくくろうと思います。

 総合理系から医学科に進むことはかなり難しいことです。

ただ、

不可能でもないということも強く主張したいと思います。

5枠しかありませんが、毎年5人は確実に医学科に進めるわけです。(近いうちに枠が倍になるそうですが、、、)

北海道大学の総合理系に進んだ理由は個々人によると思いますが、大学で医学を学ぶという強い魅力みせられ、頑張る価値は大いにあると思います。

本当に応援しています。

 

今後

今後は、私が行ってきたことを次のようなことを詳細に説明していきたいなと思っています。

  • 第二外国語の選択と科目ごとの難易度(ドイツと中国を受講した経験から)
  • 移行点算出科目と卒業要件の違い
  • 図書館や自習場所のつかいかた
  • 基本的な移行点の稼ぎ方と戦い方
  • 医学科の最低移行点の推移と中間発表の罠
  • 新歓時期の立ち回り方とバイトやサークルの兼ね合い
  • 各科目ごとの勉強法や図書館で借りれるめちゃくちゃ助けられた参考書たち