総理から医学科への難易度!
はじめまして。
ここでは「く」として記事を書かせてもらいます。
初めてブログというものを書くので体裁や文章など見づらいかもしれないですが、暖かい目で見ていただきたいです。
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はじめに
タイトルの通り、私は留年して2年間総合理系で移行点レースに参加しましたが、先日3/6付で獣医学部に決まりました、、、、。
そこで、これを機に総合理系から医学科に移行するためには、どういったことをしなきゃいけないのか、自主留年とはなにか、など、希少すぎてあまり公になっていないことを、実体験をもとに書いていきたいと思います。
これからいばらの道を進む人たちにとって役に立てばと思っております。
難易度
総合理系から医学科へ進む難易度はとても高いです。
私が、北大に入学することが決まった時に見たネットの掲示板では東京大学に入学するよりも難しい。普通に医学科に合格するほうが無難。など書かれていた記憶がありますが、そもそも質が違うと思います。
5枠という定員の少なさ
総合理系から医学科を目指すための一番のポイントは定員の少なさです。
約1100人いる総合理系の学生の中から医学科の定員である5枠に入ることはその難易度をグッと上げるものになっていると思います。
もう一つ大事なポイントが年度によって振れ幅が大きいということです。
この定員の少なさゆえに、各年ごとによってボーダーがかなり変化します。これについてはまた別の機会に詳しくのべたいです。
教授ガチャとも揶揄される運要素
北大では1年間どんな形であろうが高等教育推進機構(俗に教養棟といいます)で授業を受けなければいけません。そのクラスは50少しあるため、そのクラスごとの担当科目の先生はあらかじめ決められてしまいます。
そしてその成績はもちろん先生ごとに違うため、同じ単位にもかかわらず難易度に変化が生じてしまいます。このことについても後程詳しく記したいですが、私は物理学Ⅰという授業でB−をとってしまったため、医学部進学に大きく影響してしまいました、。
さらに前半クラス、後半クラスで授業のコマ数が変わるためここも、大きな運要素といえます。
情報学Ⅰ、自然科学実験、第二外国語という最も厄介な科目たちに直接影響してくるのでこのことについても別記事で詳しくまとめたいと思います。
総理ならではのメリット
たしかに、今言ったように総合理系から医学科に進むには難所が多々ありますが、一般受験と比べて易しいところも存在します。(これはあくまでも、私個人の感想なのでそこはご了承ください)
過去問と情報戦
大学の講義らしく北大にも過去問が存在します。そして、教授にもよりますが、毎年まったく同じ問題を出してくる教授もいます。全くですよ、全部の問題が一緒!!
すごくないですか?一般入試では絶対にありえないことです。
また、全く一緒じゃないにしても、出題形式が似ているので対策がしやすいのも大きな特徴です。
それでもイレギュラーな先生や、新任の先生もいるのですが、、、、、
定期テストというスパン
大学の授業も高校のように2学期制であるとともに、中間テストと期末テストが基本的にあります。成績の算出に授業の出席や毎回の小テストがあるなど、先生によりさまざまですが、理科(物理、化学、生物、地球惑星科学、数学)の先生はテストの点数だけの人が多い気がします。
つまり、テスト期間だけ、死ぬ気で勉強すれば高得点が狙えます。
これは実体験で確実だと思っています。
4月とかには予習、復習してまじめな人がちらほらいますが、年度末まで続けている人はまずいません。それよりもテストの1週間前から過去問と教科書の問題、解き方を頭に叩き込むことのほうが主流であり、私もずっとこの方法しかできませんでした。
このような点では、一年間ぶっ通しで戦わなければならない一般受験とは違うと思います。
仲間とクラスメイト
北大の1年生は理系、文系に分かれるだけで、理系ではどの学部の人も一緒にされます。そのため医学科一般受験で入った人や、もう大学でゴリゴリ物理やるんだ!!など多種多様な人と巡り合えます。
そのため、彼らと協力することがとても大事です。
例えば、クラスごとに数学の微分の授業を受けるため、わからない問題があった場合に彼ら、数学が得意な人に徹底的に教えてもらえることができます。
彼らは基本進級できればいいと考えていることがほとんどなので、彼らが苦手なことを少しでも助けてあげれば良好な関係が容易に築くことができます。
最後に
今回はこんなところで一回締めくくろうと思います。
総合理系から医学科に進むことはかなり難しいことです。
ただ、
不可能でもないということも強く主張したいと思います。
5枠しかありませんが、毎年5人は確実に医学科に進めるわけです。(近いうちに枠が倍になるそうですが、、、)
北海道大学の総合理系に進んだ理由は個々人によると思いますが、大学で医学を学ぶという強い魅力みせられ、頑張る価値は大いにあると思います。
本当に応援しています。
今後
今後は、私が行ってきたことを次のようなことを詳細に説明していきたいなと思っています。
- 第二外国語の選択と科目ごとの難易度(ドイツと中国を受講した経験から)
- 移行点算出科目と卒業要件の違い
- 図書館や自習場所のつかいかた
- 基本的な移行点の稼ぎ方と戦い方
- 医学科の最低移行点の推移と中間発表の罠
- 新歓時期の立ち回り方とバイトやサークルの兼ね合い
- 各科目ごとの勉強法や図書館で借りれるめちゃくちゃ助けられた参考書たち