第二外国語の選択 成績をとるなら中国語!?
はじめに
こんにちは、
「く」です。
今回は北海道大学の総合理系から医学科移行の際に絶対に欠かせない第二外国語科目の選択について解説したいと思います。
まず、第二外国語科目のようにあらかじめ選択できる科目ではA+をとることは基本中の基本になります。
ただ、第二外国語はその選択肢の中にも難易度が変化するので、私が履修した「ドイツ語」と「中国語」について感想ベースに綴っていきます!
また、選択できるといっても第二外国語は入学前に候補を大学側に送るので、この記事をみて選択を考えていただけたら幸いです。
ドイツ語
最も履修者が多いのに対し、難易度はMAXレベル
私は1年目にドイツ語を履修しました。
選んだ理由はなんとなくだった気がするのと、1番履修者が多いから第一希望で普通に通るからめんどくさくなくていいかなって感じだった気がします。
成績は前期、後期ともAでした。このうちどちらかがA+だったら結果的に医学科に行けたと考えると少し残念です。
クラス編成
ドイツ語は基礎クラスの近い、たしか30組から36組の理系の学生がドイツ語クラス01~05のように振り分けられます。そのため、基礎クラスと同じ学生は2~3人いるくらいだと思います。クラスの人数は約40人でA+をとるにはその中で一番を目指さなければ厳しいと思われます。
成績評価
成績の評価はこれも先生によって異なりますが、大抵は毎回の小テスト、中間テスト、期末テスト、統一試験だと思います。後期はCALLというものもあります。
医学科移行を考えると、英語がずば抜けてできる(TOEIC860以上)場合を除くと前期、後期どちらともA+を狙わなければ結構厳しいです。(極論すべてA+を狙わなきゃいけないんですけどね、、、、。)
そのため、毎回の出席と小テスト、各テストの準備は周到にしなければなりません。
難易度
難易度は極めて高いと思います。(「中国語と比べると」としか言えないですが、)
ドイツ語の難易度が高いと思う点はいくつかあります。
ドイツ語の性質自体(?)
ほとんどの学生がドイツ語は初修であるためドイツ語の文法、語法を1から覚えないといけません。ご存じかもしれませんが、ドイツ語はその文法の特性上、用法によりかなり変化します。英語で言う三人称単数の[s]みたいなルールが頭おかしいほど出てきます。isとareをbe動詞として覚えればいい英語に対してドイツ語のbe動詞的存在は6つもあります!!
このように、ドイツ語には単語の暗記はもちろん、文法に関しての暗記がてんこ盛りとなっております。、
テストの難しさ
一番の差別点は統一試験の難易度の差です。
第二外国語の各科目は学期末に統一試験というものがあります。
これはクラスに関係なく、選択している科目で一緒のテストを受けることになります。
ドイツ語の統一試験の平均点は毎年70を軽く超えます。一見、簡単そうに思えますが、A+を獲るとなると話は変わってきます。A+は一応上位5%と取り決められているのでこの統一試験で満点近い点数を目指さなければいけません。90点じゃA+を取り切れないのです。
また、統一試験は全成績の40%を占めるので(確か)、いままで中間や期末テストなど各先生の試験で頑張ったとしても、この統一試験で失敗するとその頑張りが水泡に帰すことになってしまいます。
さらに後期はCALLのテストも実施され、これはクラスの先生によるらしいですが、教科書には全く出てこない単語を覚えなければならいため、かなりの負担が課せられます。
ド統一で猛威を振るうリスニングと独作
ドイツ語の統一試験で特に難しいと思うのはリスニングと、独作です。
リスニングは段違いで難しかった記憶があります。
統一試験には教科書よりはるかに簡単な文法問題、初見の文章の読解問題、リスニング問題、ドイツ語の作文があります。(2年前の記憶なので、そこは、ご了承を、、、)
その中でもリスニングの問題は教科書とは別音源の問題で、対策の使用がないというか、ドイツ語の耳を作らなければいけないとしか言いようがないです。
そして、初見のくせにめちゃくちゃ早くしゃべるし、まじでさっぱりわからなかった思い出があります。なんか誕生日のサプライズで女性が「ダンケシェーン」ってはしゃいでる問題だけは解けた感じです。全5問中、、、、
また、独作問題が必ず出ます。語数は40時ほどでこれは事前にテーマを予想立ててあらかじめ自分でひな形を作っておく必要があります。それでも本番のテーマは多少予想とは異なるので不安感は拭えません。
このように、A+を獲るために満点近い点数をたたき出さないといけないことを考えると、ドイツ語の統一試験の難易度はめちゃくちゃ高いと考えられます。
まとめ
このようにドイツ語はその文法の難しさと、統一試験の難易度を考えると
医学科移行のためにA+をとるにはMAXレベルで難しいと思います。
中国語
発音に少々難ありだが、教科書暗記のみ
わたしは2年目に中国語を履修しました。
選んだ理由は友達に中国語でA+を獲った人が比較的多かったからです。
成績は前期がA−、後期がA+というものでした。
「前期何やってんだ!!」って感じですよね、、、。
敗因は発音の小テストで58/100を取ってしまったからだと思います。
またこの先生はA+を一人も出さない人でそういうところもあると思いますが、実力不足はやはり否めません。
が、
後期は勉強方法を少し変え、これが大成功したのでこれについても書いていこうと思います。
クラス編成
クラス編成はドイツ語とほぼ一緒です。
2年目は好きな曜日が選択できて、バイトの都合のいいものに決定しましたが、いま思えば、担当の先生のことを考えて選ぶこともできたと今になって思います。
成績評価
成績評価もドイツ語とほぼ同じです。中国語も後期にCALLがあります。
CALLはドイツ語と中国語のみある授業スタイルです。
ドイツ語は毎回の出席はいらないので楽ですが、中国語は出席してスタンプをもらわないといけないので辛いです。
ただ、内容は教科書と全く同じであることと、全部クリアすれば一律に満点を与えてくれることがドイツ語とは違います。
難易度
中国語の難易度は比較的簡単です。
これは2018年度総理トップで医学科に移行したKさんも口にしてました!
私も第二外国語で手堅くA+を獲るのなら中国語を選べと強く推します。
教科書のみ
中国語が易しいと思う点は教科書を丸暗記したら100点が取れる点につきます。
文法もドイツ語と比べるとかなり易しく、本当に例文を暗記するだけで身に付きます。
中国語の統一試験にもリスニング問題があります。全体の半分ほどを占めますが、その音源は教科書のものなので、教科書を暗記したら楽勝です。
また、登場する単語も「教科書のみ」と公言されているので安心して教科書を丸暗記してください。
A+を絶対取らなければいけない世界では教科書丸暗記で突破できる試験ほど安心できるものはありません。ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、これくらいは当然のようにする精神がなければ医学科に移行どころか、移行点4.1越えは無理です。
発音は難しい
大学に入って一番最初の中国語の授業は発音の授業です。私はこれが中国語の中で一番の鬼門だと思いました。中国語の発音には声調と子音ごとの発音があるのでこれを理解することがめたくそ難しく、初っ端の小テストで58点を取り絶望しました。しかも平均65くらいで涙目になりました。
そのため、youtubeで中国語の発音の動画をみたり、参考書を借りたりなど、発音に苦手意識があるなら全力でつぶすべきです。授業が少し進むと発音はピンインの暗記に代わるため楽になります。
まとめ
中国語は暗記だけで満点が取れる科目なので強くおすすめします。
ただ、初めの発音はすこし難しいので対策する必要はあり。
最後に
今回は長くなってしまったのでここで締めようと思います。本当は勉強法など紹介したかったのですが、、
次回は私が実際取り組んだ勉強法を説明したいです。
毎週どれくらい勉強すればいいのか?
第二外国語に慣れるため演習を取るべきか?
辞書は買うべきなのか?
を具体的に解説していきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。